植え付け
新苗の場合は4月から5月、大苗の場合は12月から2月頃に植え付けるのが一般的です。庭に植える場合は、50センチほどの穴を掘り、掘りあげた土はバケツに1～2杯の堆肥もしくは腐葉土と混ぜておいて下さい。
掘った穴の中に土を半分戻します。根を傷めないようにしてポットから苗を抜き、根はほぐさずに接木された部分が地上に出るようにして、周りに土を入れていきます。水をたっぷりと与え、土が沈んだら更に土を足して下さい。
新苗の場合は接木部分がまだ弱いので、折れないように支柱を立てます。鉢に植える場合は、新苗であれば6号以上のものがいいでしょう。素材はなんでも構いません。小さい鉢に植えた場合は、成長してくると乾きやすくなるので注意が必要です。逆に大きい鉢だと乾くのが遅くなり根腐れすることがあります。
苗が成長してくると、鉢の中で根がいっぱいになりますので、ひと回り大きい鉢に植え替える必要があります。土は赤玉土と腐葉土もしくは堆肥を6:4で混ぜたものを使用して下さい。
底穴を鉢底ネットでふさぎ、水はけがよくなるように鉢底石を敷きます。あとは庭に植える時と同じように苗を入れ土を入れます。鉢底から流れ出るくらいたっぷり水を与えます。鉢植えの場合は肥料過多になることがあるので、置き肥を使って下さい。